千と千尋の神隠しのあんまん

再現料理

「千と千尋の神隠し」
2001年に公開された、スタジオジブリ宮崎駿監督の長編アニメーション映画。それはそれは大ヒットし、最近では舞台化され、ロンドンでも上演されました。

小学生の頃、夏休みに映画館で作品を観た時に感じたのは、
「今までのジブリ作品の中で一番面白い!」
ワクワクが止まらなかったことを覚えています。やはりSF好きだからでしょうか。『トンネルのむこうは、不思議の町でした。』というキャッチフレーズにもグッと心を掴まれます。

年を重ねてくると、私は作品に出てくるごはんシーンに目が釘付けになっていました。

・千尋のお父さんがズポポっと一口で食べた玉ねぎのような見た目のぷにぷにしたもの。(原画を担当していた米林宏昌さんが、あれはシーラカンスの胃袋だ。とポロッと公表されてましたね。)
・ハクが握ってくれた大きい塩むすび。
・銭婆のお茶会で出てきたふわんふわんでツヤツヤのケーキ。
・カオナシへ捧げていた桃まんじゅうなんかも魅力的。

そして、

油屋の先輩、リンがかっぱらってきた特大のあんまん

ドロドロで激臭のオクサレ様の接客を終えた千尋に、先輩のリンが
「かっぱらってきた!!」と顔も隠れるくらいの特大サイズのあんまんをくれるシーン。
一仕事終えて疲れた心に甘くてほかほかのあんまん。きっと心に沁みただろうなぁ。

今回はこれを再現しようと思います。
とはいっても、特大サイズのあんまんを作るだけなのでそんなに難しくはありません。サイズはね、顔が隠れるくらいの大きさ。そこはこだわりました。

一仕事終えて疲れている時に、リンみたいな先輩に美味しいものを貰ったら、もう惚れちゃいますよね。
まぁ、誰かに貰わなくとも、頑張った日には自分で自分に美味しいものをプレゼントしても良いじゃないですか。

今日もよく頑張った。
そんな私にほっかほかで、甘くて特大のあんまんを。

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