クレヨンしんちゃんは、1990年に連載が開始された臼井儀人さんによるギャグ漫画。
なんと、私と同い年でした!という事は、順当に歳を取っていたらしんちゃんは今年40歳。感慨深いですね。
物心がついた時からアニメが放送されていて、金曜日の夜はドラえもんの後のしんちゃんを楽しみにしていました。
コミックスを買うほど大好きで、白黒のイラストに色鉛筆でぬり絵をして楽しんでいたほど。
幼い頃、明るくて面白い人に憧れていた私にとって、しんちゃんは眩しいほど憧れの存在でした。
そんなしんちゃんが大好きなおやつ、「チョコビ」
チョコレートが入ったサクサクのビスケット菓子です。
ボリボリと食べるしんちゃんを見て、どんな味なのだろう……。とワクワクしていた幼い頃の私。
(「チョコビ」の上の「ロイヤルチョコビ」なんてものもありましたよね?)
大人になってから、スーパーで「チョコビ」が販売されているのを見て、子供の頃に戻ったようにテンションが上がってしまいました!
しかし、一口食べて『これ、チョコ味のキャラメルコーンだ……。』となんだかなぁと思った事を覚えています。
私のイメージでは、星型のコアラのマーチなんですよ。
製造している会社がどちらも違うので致し方ないですが。
ならば、自分で作ろう!!!
今回の再現料理は、”クレヨンしんちゃんのチョコビ”です。
クッキー生地を薄く伸ばして、チョコチップを置いて、星型にくり抜いて、焼く。
それだけなのに、なんだか難しかったです。
コアラのマーチのサクサク食感とはほど遠く、ザクザクとした食感でした。
改めて、コアラのマーチの技術力の高さを実感しました。おそらくあの食感、素人が家では作り出せないと思います。
まぁ、漫画のようにボリボリと食べるには良い食感なのかもしれませんね。
調子に乗ってパッケージまで作ってしまいました。
2009年に作者の臼井儀人さんが亡くなったニュースには本当に驚き、悲しかったです。
しかし、しんちゃんは今も漫画もアニメも続いています。
先日、こんな記事を目にしました。
臼井先生の編集を長年務めた鈴木健介さんへインタビューした記事です。
「臼井先生だったらどうするか」「しんちゃんだったらどう動くか」が共有できているそうです。
作者のイズムを紡ぐ人たちがいるから、こうして今も楽しむ事ができている。
ドラえもんも、サザエさんも、まるちゃんも、国民的アニメはこうして続いているのだとハッとさせられました。
「クレヨンしんちゃんは永久に不滅である!」
これからも、ずっと続いて欲しい作品です。
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